がんを公表したチャールズ国王をめぐり、絶縁状態にあったヘンリー王子とウィリアム皇太子が兄弟が「絆」を取り戻す可能性があると王室専門家が指摘した。英紙ミラーが5日に伝えた。

 国王はがんが発覚した際、公式発表の前にすべての兄弟や子供たちに直接電話で病状を伝えたとされている。ヘンリー王子は英国に向かうため、すでに米ロサンゼルス空港に到着した姿を報じられている。

 兄弟は昨年1月、ヘンリー王子の回顧録「スペア」発刊以降は絶縁状態にあった。しかし、広報専門家ジェーン・オーウェン氏は、父親に対する共通の悲しみと心配が「2人の絆を取り戻す助けにもなり、兄弟の間のいくつかの橋を修復することができる」と考えている。

 同氏は「『父親が治るまではすべて忘れる』というケースであることを願っています。両方での行き違いはあったと思いますが、結局のところ、家族は家族であり、人生は一度しかなく、父親は1人だけなのです」と指摘した。

 さらには「そして彼らの場合は、人生はもろく、あまりにも短いということを考えさせてくれます。時には、確執を手放すよう必要があるのは、その認識だけなのです」と和解を促した。

 問題はヘンリー王子が英国に到着後、王室メンバーがどのように接するかだが、最愛の父親が病に伏せているとあれば全ては氷解するかもしれない。