米国カンザス州ウィチタの公園に建立されていた黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン氏の銅像が盗まれ、破壊された状態で見つかった問題で、MLBは1月31日(日本時間2月1日)、全球団と共同で新たな像を造ることを公式サイトで伝えた。

 銅像は1月25日に両足首から切断されてなくなり、30日に公園近くで全身部分が焼失した状態で発見された。犯人は捕まっておらず、盗んだと見られるトラックが見つかっている。CNNによると「ゴミ箱の火災に関する通報があって消防が消し止めたところ、盗まれた像の断片が見つかった。修復不可能の状態だった」という。像を建立した非営利団体「リーグ42」がクラウドファンディングを開設したところ、すでに16万6000ドル(約2450万円)を越える寄付が集まっている。

 ロビンソン氏はドジャースで新人王、MVPに輝き、6年連続で球宴に出場。公民権運動の象徴にもなった。1962年に殿堂入りを果たし、72年に53歳で死去。功績をたたえるために5万ドルの費用で2021年に建立されていた。発見された日はロビンソン氏の生誕105周年で、各地で催しが予定されていたという。