西武・渡辺久信GM(58)が1日、山川穂高内野手(32)の人的補償で獲得した甲斐野央投手(27)への期待を語った。

 甲斐野の入団会見後に報道陣の取材に応じた同GMは「非常に明るい好青年。すぐに溶け込めるんじゃないかと思う。普通に接すれば彼の人となりはすぐに分かるんじゃないかな」とまずはその人間性を評価した。

 その上で本人がチームの課題でもある抑えを狙っていく意思を表明したことに「そこを狙うピッチャーは結構いるんでね。高いレベルで争ってもらえばいいんじゃないですか」とブルペンの活性化を期待した。

 球団としての甲斐野の評価について「一番は球の強さ。真っすぐ、フォークで勝負できるピッチャー。(東洋大時代から)もちろんウチも評価していました。(ドラフトでは)ちょっと縁がなかったですけど、すごくいいピッチャーだなという感じで見ていました」と前置きしながらこう続けた。

「彼もこの5年間、ケガもありながらカムバックしていろいろな経験もしている。アマチュア当時とは比べものにならないスキルを持っている。敵として見ていましたけど、これからは同じチームとなるので非常に楽しみにしています」

 また渡辺GMは、人的補償による甲斐野獲得が発表された1月19日からこの日まで入団会見が遅れた理由について「(発表日が)ちょうど自主トレに行く日だったんですよね。まずは自分のルーティンに専念してほしかった」と説明した。

「皆さんには申し訳ないですけど、記者会見とかは遅くなってもしょうがないので今日になりました。ウチは幸い6日からのキャンプインなのでまだ余裕がある。彼も家族もありますし、住むところも決めなくてはいけない。まずはそっちを優先してほしかった」と甲斐野が感謝していた〝選手ファースト〟の舞台裏を語っていた。