新日本プロレス13日(日本時間14日)の米国・サンノゼ大会で、元WWEのマット・リドル(37)が「ユナイテッド・エンパイア(UE)」のジェフ・コブ(41)とタッグを結成した。

 世界最高峰の総合格闘技団体・UFCで活躍したリドルは、2018年にWWEに入団。昨年9月に退団すると、今年の新日本1月5日墨田区総合体育館にVTRで登場した。2月23日の北海道・北海きたえーる大会ではNJPW WORLD認定TV王者・棚橋弘至への挑戦が決まっている。

 新日本マット初登場となるこの日は、パートナー「X」と組んでザック・セイバーJr.、バッドデュード・ティト組とのタッグ戦が組まれた。そして「X」として登場したのは、何とUEのジェフ・コブ。リドルとコブはかつて米国マットでタッグを結成しており、2017年にはPWG世界タッグ王座も奪取していた。

 長髪にはだし姿がトレードマークのリドルは、序盤からザックとハイレベルなグラウンドの応酬を展開。終盤にはティトと一騎打ち状態となり、ブルーサンダーでマットに叩きつけられながらもフローティングブロ(変型ローリングセントーン)で再び攻勢に転じた。

 救出に訪れたザックをコブとの合体式ニーで排除したリドルは、再びティトに狙いを定め勝負に出る。ハイキック、ニー・ストライクと得意の打撃を連発し、最後はブロ・デリックで3カウントを奪った。

 試合後のバックステージでコブは「この男がUEに入るのか? CHAOSに入るのか? それともハウス・オブ・トーチャー? 分からないが、どのユニットに入っても新しい風が吹くことを知っておいてくれ。ブラザー、新日本へようこそ」と、まだリドルは正式なUEのメンバーではなく、あくまでタッグチームとして組んだことを強調。今後に注目が集まるリドルは「リングに戻れてうれしい。しかも新日本プロレスのリングだ。最高に気分がいいよ。俺はサッポロに行くぞ。TV王座をかけてタナハシと勝負だ。俺が今までに獲得した全てのタイトルと栄光に追加するためさ。だが今夜は近況を話しながら、ビジネスのことについて話そうじゃないか」と、コブとの会談を示唆していた。