全日本プロレスの3冠ヘビー級王座を保持する中嶋勝彦(35)が、大みそかの東京・代々木第二体育館大会で激突する因縁の後輩・宮原健斗(34)に宣戦布告した。

 決戦を控え28日に都内で開かれた会見に出席した両者。中嶋は「過去のことはどうでもいい。今この隣にいる宮原健斗は全日本プロレスの顔だ。俺は日本一強い、最高なチャレンジャーだと思っている」と静かに語り始めた。

 中嶋は9月末でノアを退団。フリーとなり「闘魂スタイル」を掲げて「プロレス界の地形を変える」と宣言し全日マットに単身殴り込んだ。しかし中嶋は「まだ1つだけピースが足りない。それは全日本プロレスの顔である宮原健斗の首だ。俺は大みそか、宮原健斗、お前の首を全力の闘魂スタイルでかっ切ってやる」と吐き捨てた。

にらみ合う3冠王者・中嶋勝彦(左)と宮原健斗
にらみ合う3冠王者・中嶋勝彦(左)と宮原健斗

 先日は元新日本プロレスの〝過激な仕掛け人〟ことストロングスタイルプロレスの新間寿会長との密会を果たした。会談を振り返り「印象に残ったこと? 全てだね。今の時代は令和だ。でもこの日本プロレス界において必要なもの、なくしちゃいけないものはあるんだよ。それを俺は引き継いでいきたい」と力強く語った。「新間さんの知識と歴史を存分に味わえたし、感じたし、もっと触れていたいと思ったよ。そして、あの時の新間さんと過ごした時間の中で、俺が本物の闘魂を伝承するんだと思った」と拳を握った。

 来年1月3日の後楽園ホール大会では3冠戦の相手に米WWE・NXTで活躍するチャーリー・デンプシーが決定している。「ヨーロピアンスタイルだっけ? 俺が大みそかにこのベルトを守ったら1・3はヨーロピアンスタイル対闘魂スタイルだな」と不敵な笑みを浮かべた。

 最後に王者は「大みそかは俺がボンバイエに染めてやる」と宣言した。