中日・高橋宏斗投手(21)が2年連続最下位からの逆襲に向けて熱い思いを語った。ドラゴンズ応援大使を務める「SKE48」熊崎晴香の直撃に「負ける試合はつくりたくない」と来季目標を激白。高橋宏の決意の裏にはエース・大野雄大投手(35)から投げかけられた激アツのメッセージがあった。

高橋宏斗に来季への意気込みを聞いた熊崎
高橋宏斗に来季への意気込みを聞いた熊崎

 熊崎 少し前に大野投手が「チームとしてはガラッと変わらないと勝てないと思う。選手が一番やらないといけないが、球団、監督、コーチ、みんなが変わらないと、僕は強くはならないと思う」と結構強めの発言をされてました。それを聞いた時、どう思いましたか。

 高橋宏 いや、もうその通りだなと思いました。やっぱりやるのは選手なので、そこを自分にも置き換えて変わらないといけないなと思いました。

 熊崎 高橋投手も変わる必要があるんですか。

 高橋宏 今だったら勝てなくても、打線が打てないからって言われる。柳さんは「それで納得してたらダメだ」と言ってましたし、大野さんは「勝てなかったのは勝てないピッチャーが悪い。もし勝ちたかったらゼロで抑えろ」と言ってました。その言葉が僕には一番響きました。僕が勝てなかった時も、新聞には〝打線の援護がない〟と書いてあった。僕自身もそれに甘えていた部分があったんです。「確かに援護がなかったしな」みたいにちょっと思ってた部分はあったので…。でも、大野さんは「そんな気持ちだったら、いつまでたっても勝てない。勝ちたかったらゼロに抑えて投げ切れ」と。それなら負けることはないですよね。柳さん、(小笠原)慎之介さんとの食事会で大野さんが話していたんですが、そういった思いや言葉が、おそらく会見での発言につながったのかなと思いますね。

 熊崎 めっちゃかっこいいですね。

 高橋宏 ヤバいですよ。あの人は。あそこまで自分を追い込める発言ができるのは多分、来年にかける思いもエグいと思います。

 熊崎 熱い言葉をかけてくださる方がいると、その熱さが伝わってよりチームも一丸となれるんじゃないですか。

 高橋宏 本当にそうですね。大野さん、柳さん、慎之介さんはそれぞれが違った形で熱い気持ちを持っている。そこはやっぱり見習わないといけないなと思います。3人に追いつくために来年、頑張りたいなと思いますし、まだまだ練習します。

 熊崎 来年の目標は何ですか。

 高橋宏 今季、僕的には7勝より11敗しているイメージの方が強い。負け過ぎているのは自分自身すごく感じてます。目標としては負ける試合はつくりたくない。山本由伸さんのような絶対的エースがいるチームは強い。(日本シリーズでもオリックスは)全員が由伸さんまで回せば、勝ちは1個取れると思っている。相手にもそう思わせたらピッチャーの勝ちなので、そういう存在になれればすごくいいかなと思いますね。

大野雄大(右)は先発陣を牽引する大黒柱だ
大野雄大(右)は先発陣を牽引する大黒柱だ

 熊崎 阪神―オリックスの日本シリーズを京セラドームまで見に行かれたんですよね。

 高橋宏 球場の雰囲気、一発勝負。負けたら終わりという中でやる試合は、見ていても緊張しましたし、すごかったです。

 熊崎 高橋投手にとって憧れの存在である山本由伸投手もすごかったですよね。第6戦では14奪三振で完投勝利。

 高橋宏 第1戦に敗戦投手となって、普通だったら引きずるのですが、中6日でしっかり修正して9回投げ切る。素晴らしいです。

 熊崎 クライマックスシリーズや日本シリーズを見て、来年はドラゴンズがその場所にいてほしいと強く思いました。来年はぜひ、ドラゴンズにポストシーズンも戦ってほしいです。

 高橋宏 柳さんは「最初からAクラスを目標にしていると、3位とかBクラスにとどまるチームになる。最初から優勝を目指してやる」と選手全員に言われました。僕たちもリーグ優勝、そして日本一を目標に全力で戦いたいと思います。(終わり)