強力タッグの結成はなるか。日本サッカー協会の次期会長に宮本恒靖専務理事(46)の就任が内定した。若き新リーダーの誕生で改革への期待が高まるなか、元日本代表MF前園真聖氏(50=本紙評論家)は〝外交力〟や代表のレベルアップに期待。さらに、元日本代表MF本田圭佑(37)との連携を提言した。

 協会は24日に臨時評議員会を開催し、宮本氏を次期会長予定者として承認。今後は来年3月の評議員会と理事による互選を経て〝宮本会長〟が誕生する運びだ。前園氏は「年齢的にだいぶ若返りますし、これまでのやり方とは違う新しいことをやってほしいですね」と後輩に大きな期待を寄せる。

 まず注目するのが〝外交手腕〟だ。「彼は海外でのプレー経験(オーストリア1部ザルツブルク)があり、引退後はFIFAマスター(国際サッカー連盟が運営する大学院)にも行っています。語学もでき、いろいろな人脈、コネクションもあります。W杯に出た実績はリスペクトされますし、海外の要人と対等に話をできるでしょう」

 2002年日韓大会、06年ドイツ大会とW杯に2大会連続出場するなどスター選手としての実績に加え、実務能力も兼ね備えたトップとして強豪国からも一目置かれる会長になるとみている。

 前園氏が特に望むのが代表の強化。「強豪国とアウェーの場で対戦する機会をもっと増やしてほしいです。レベルアップに加え、欧州組の負担も回避できます。これからは興行よりも強化を優先という方向になってほしいです」と進言した。

 そして、協会改革の目玉として期待するのが本田との連携だ。「協会は本田のような人材を積極的に活用するべきだと思います。正式な役職を与えなくても、パートナーシップのような形になれば本田も動きやすいですし、協会の幅も広がっていきます」と提言。具体策として「例えば、マッチメークです。イタリアなどは本田が行ったほうが話も早いと思います。彼の人脈もすごいですし、協会として新しいことに取り組んでほしいです。宮本会長なら、それができるはずです」と熱く説いた。

 日本代表のカリスマだった本田とのタッグが実現するのか。ツネ様による協会改革に注目だ。