女子プロレス「スターダム」の舞華が、悲願のワールド王座取りへ前進だ。

 年内最終興行となる29日の東京・両国国技館大会では、ワールド王座挑戦権利証を保持する〝狂乱娘〟鈴季すず(21)と同王座の新王者決定戦で激突する。

 9日の大阪大会(エディオンアリーナ大阪第2競技場)ではタッグマッチでジュリアと組み、鈴季、星来芽依組と前哨対決。ワールド王座を争う舞華と鈴季に、STRONG女子王者ジュリア、ハイスピード王者の星来が入った注目カードとなった。

 気合十分の舞華が、鈴季を急襲して試合がスタート。お互いの意地とプライドがバチバチに交錯する激しい攻防を展開した。鈴季の顔面蹴り、サッカーボールキックの餌食となった舞華だったが、闘志がなえることはなかった。

 一歩も引かずにエルボー合戦を展開すると、舞華のラリアートと鈴季の蹴りが交錯。両者ダウンする場面もあったが、最後はジュリアのアシストを得た舞華がみちのくドライバーⅡで星来に勝利した。

 試合後もエルボーで向かってきた鈴季と大乱闘を繰り広げた舞華は「私のたまりにたまったものをぶつけてやるから、ありがたく思え。そして、逃げんじゃねえぞ!」と挑発。

 一方の鈴季も「お前は客の期待にすら応えられない負け犬なんだよ、負け犬。てめえは私の踏み台です」と応戦し、再び髪のつかみ合いになった。

 それでも舞華は「期待されないお前に負けるわけねえだろ! 両国は勝手かもしれないけど、私はみんなの期待を背負って、必ず赤いベルトを巻いてやる!」ときっぱり。宿敵に鋭い視線を向けた。