ナンバー1昇給率で3億円超! 阪神の選手会長・近本光司外野手(29)が契約を更改し、1億5000万円増の3億2000万円でサインした。

 今季は7月に死球による負傷離脱こそあったが、1番・中堅手として129試合で2割8分5厘、54打点。28盗塁で2年連続盗塁王、リーグ最多の83得点、同1位の得点圏打率3割7分4厘と、38年ぶり日本一に大きく貢献した。さらに入団時から稼働し続けた貢献も加味され「ありがとうございますって感じです(笑い)」と大幅増を勝ちとった。

 球団内では西勇(3億円)を超えてチーム最高年俸、NPBの歴代選手でも6年目の外野手では吉田正(当時オリックス)の2億8000万円、ソフトバンク・柳田の2億7000万円、イチロー(当時オリックス)の2億6000万円を越える高額年俸選手となる。

 球団からは「これからも頼む」とチームの顔役としての期待も受けた。選手会長初年度のキャンプ最終日には「これから黄金時代を」と呼びかけたこともあった。それだけに「僕だけじゃなくて、選手全員にも芽生えた言葉だと思う。球団の方からも『いい言葉を使ってくれた』と褒められました」と、その〝予言〟は、実現しつつある。

 来季、選手会長は後輩の中野にバトンタッチするが、チームの中心的存在であることは変わらない。「強い時期は続くんじゃないかな。でも、今の現状では続かないし、個々の能力が上がっていかないと」と、自らのさらなるレベルアップを課すことも忘れなかった。(金額は推定)