二匹目のドジョウとなるか――。中日は8日の現役ドラフトでヤクルトから梅野雄吾投手(24)を獲得し、鈴木博志投手(26)がオリックスへ移籍することが決まった。

 7年目右腕の梅野は今季0勝0敗、防御率3・38で5試合の登板にとどまったが、2019年はキャリアハイの68試合に登板し、28ホールド、4セーブとフル回転。竜のリリーフ陣は守護神のマルティネス、勝野、清水、祖父江ら層が厚いが、加藤球団代表は「競争してポジションを勝ち取ってくれると期待しています」とコメントした。

 中日といえば、昨年に初めて行われた同制度で大成功。DeNAから移籍した細川成也外野手(25)を7年目にして覚醒させた。貧打にあえぐ打線の中で24本塁打、78打点といずれもチーム最多をマークし、主軸を務めた。オフの契約更改では今季の990万円から約4・5倍もはね上がる年俸4500万円でサインし、〝戦力外〟の崖っぷちから大ブレークを果たした。

 チーム関係者は「去年の細川もそうだし、今年も梅野という好素材の選手が取れた。現役ドラフトの運をウチは持っているかもしれない。梅野にはドラゴンズでキャリアハイの成績を残して細川のように大化けしてほしいね」と期待を寄せている。

 梅野はヤクルトを通じて「ケガも多く目立った活躍もできませんでしたが、移籍先で活躍する事が今まで指導してくださった方や応援してくださったファンの方への恩返しになると思って、新天地では心機一転頑張ります」と意気込みを語った。