全日本プロレスの福田剛紀社長が、来年1月3日の後楽園ホール大会で開催予定の3冠ヘビー級選手権について異例の声明を出す方針を示した。

 11月29日の後楽園大会で新年恒例の3冠戦が発表されたが、これに異を唱えたのが3冠ヘビー級王者の中嶋勝彦(35)だ。大みそかの代々木大会で宮原健斗(34)とのV1戦を控えているため、先に1・3後楽園の3冠戦が発表されたことを問題視。

「試合もしてないのに、次のタイトルマッチを勝手に発表するってどう考えてもおかしいだろ。自分で自分のところのベルトの価値を下げてどうする?」などと全日本に猛抗議した。しかも団体乗っ取りをもくろむ外敵王者にもかかわらず、中嶋の主張を多くのファンが支持する結果となった。

 取材に応じた福田社長は「一理あるとは思いますが…」と3冠王者の主張に一定の理解を示しつつも、暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」が終盤戦を迎えていることから、これ以上の騒動は避けたい様子。

「12月6日に優勝チームが決まる世界最強タッグ決定リーグ戦に注目していただきたいことが一つ」とした上で「1月3日の3冠戦について考えていることがありますので、最強タッグ終了後に皆さまにお知らせできたらと思います」と語った。

 詳細については明かさなかったものの、3冠王者も納得する妙案があるのか? はたまた全面的に中嶋の言い分をのみ、1・3後楽園の3冠戦を白紙に戻すのか、注目だ。