東京女子プロレスを6日に卒業する〝魔法少女〟こと坂崎ユカが、団体と自身の10周年興行(1日、東京・後楽園ホール)で大号泣した。

 2024年から海外マットを拠点に活動するため今年5月、この日の後楽園大会を最後に団体を卒業すると発表した。しかし、6月に首の負傷によるドクターストップで欠場を余儀なくされ、瑞希と保持していたプリンセスタッグ王座を返上。長期欠場に伴い、卒業マッチは6日の東京・北沢タウンホール大会に変更となった。

 後楽園大会では団体の1期生である坂崎、山下実優、中島翔子、辰巳リカ、瑞希が組み、団体の新星と呼ばれている渡辺未詩&荒井優希&鈴芽&宮本もか&遠藤有栖と60分3本勝負で激突した。

 1本目から中島が遠藤に丸め込みで3カウントを奪われるまさかの展開でスタート。続く2本目は坂崎が宮本に回転して顔面からマットに叩きつける必殺技「マジカルメリーゴーランド」を決め白星を奪取した。

荒井優希(右)のファイナリーから、中島翔子(中)を救出する坂崎
荒井優希(右)のファイナリーから、中島翔子(中)を救出する坂崎
 

 1勝1敗で迎えた3本目では1期生組が好連係を見せ、流れを譲らない。それでも立ち向かってくる敵軍を山下が蹴り技で圧倒。最後は山下が得意のスカルキックを渡辺に見舞い、先輩の威厳を見せつけた。

 試合後、マイクを手にした山下は「私たちが、勝ったぞ! でもね、最後めちゃくちゃ強かったよね」と語り「今日で10周年を迎えて11目に突入する東京女子プロレス。みんなで盛り上げていきます」とファンに宣言。出場選手全員で円陣を組み、11年目へ気合を入れ直した。

 そしてこの日、最後の後楽園ホールでの試合を終えた坂崎は「10年間こんなに大きく育てていただいて、皆さんありがとうございます。これからの東京女子もよろしくお願いいたします。ありがとうございました!」と大絶叫した。

目を潤ませる1期生の5人(左から瑞希、中島翔子、山下実優、坂崎ユカ、辰巳リカ)
目を潤ませる1期生の5人(左から瑞希、中島翔子、山下実優、坂崎ユカ、辰巳リカ)

 バックステージでは坂崎が涙を流しながら、仲間に感謝を述べ「遠くから見守っているよ。(東京女子の)未来は明るいですね! よかった」とニッコリ。最後は1期生5人で大号泣しながら抱き合い、健闘をたたえ合った。