名古屋市の河村たかし市長(75)が中日・立浪和義監督(54)に「ド派手野球」を推奨だ。27日に名古屋市内で行われた中日ドラゴンズ後援会の懇親会に出席した河村市長は、来賓あいさつで応援歌「燃えよドラゴンズ」を熱唱するなど大フィーバー。「派手にやってちょー、立浪さん」と竜の指揮官に名古屋弁で呼び掛けた。

 乾杯後の歓談タイムでも河村市長は立浪監督と数分間、話し込む場面があった。大学時代、野球部に所属していたという話から「ワシは選手じゃなかったので、サインの伝達みたいなことをやっていた。打つほうも投げるほうも(ベンチから)全球サインを出すわけ。管理野球。国民総背番号、マイナンバーカードみたいなもの。ああいうふうじゃいかんで。立浪氏にはもっと派手にやってほしい」と直接訴えたという。

後援会の総会であいさつする河村市長(中)。左端に立浪監督
後援会の総会であいさつする河村市長(中)。左端に立浪監督

 具体案として「ファーストストライクは絶対に打つというのを3日に1回とか5日に1回やればいい」「(難しい打球を捕る時には)必ずジャンピングキャッチをしたらどうか」と立浪監督に伝えた。また、ド派手野球を実践する選手として「一番人気がある」とWBCでも活躍した高橋宏に期待を寄せている。

「勝負事だから負けることもある。勝敗よりも、とにかく派手にやってほしい」。河村市長はそう言うものの、今季の中日はチーム打率、本塁打、得点すべてリーグ最低で、なかなか盛り上がるゲームをファンに見せることができなかった。

 立浪監督は「これからドラゴンズが強くなるための準備は私なりにしっかりとしてきてます。今年の反省を踏まえてうまく機能させていくことができるように。1年1年が勝負なのでしっかりとやっていきたい」と決意を語ったが、来季は河村市長が願うようなド派手野球を披露することはできるか――。