どこまで高騰するのか…。オリックスからFA宣言した山崎福也投手(31)の獲得を巡り、大争奪戦に発展している。

 プロ9年目にして自身初の2桁勝利となる11勝(5敗)を挙げ、リーグ3連覇に大きく貢献した左腕。オリックスとの残留交渉を経て各球団との交渉が解禁となると、続々とライバル球団が話し合いのテーブルに着いた。ヤクルトをはじめDeNA、巨人、ソフトバンク、そして日本ハム。オリックスを含め、実に6球団による争奪戦となった。

 セ球団関係者は「やはり山崎福がCランクで人的補償が必要ないことと、貴重な左腕という点が魅力的に映るのだろう」とした上で「ただし、あまりにも条件がハネ上がるのはどうかと思う。欲しい球団が条件を上積みすることは決して悪いことではないが、見たこともない大金を積まれて山崎福本人がおかしくなってしまうんじゃないか…。6000万円でしょ? かえって心配になってしまう」と首をかしげた。

 言うまでもなく、契約年数や年俸額などの条件は球団側が示す〝誠意〟の一つだ。山崎福の最高年俸は今季の6000万円(推定)だが、各球団から提示されたとみられるのは「4年8億円」や「4年12億円」など思わず目が飛び出してしまいそうな好条件ばかり。単純計算で年俸ベースにならせば、2億~3億円に大幅昇給する計算だ。中には争奪戦を制するべく、条件をさらに上積みしたとの情報もある。

 6球団との交渉がひと回りした時点で山崎福本人も「今年始まる前にはこんなふうになるとも思ってもなかったですし、正直パニックになった自分もいました」と戸惑いも口にしていたが…。過熱する〝バブル〟はどう決着するのか――。