台風の目はやはり…。 DDTのシングルリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」(26日、東京・後楽園ホールで開幕)の行方を、大会実行委員長を務める〝鉄人〟こと小橋建太(56)が占った。
今年のD王GPは2ブロック制で行われ、Aブロックは上野勇希、遠藤哲哉、樋口和貞、佐々木大輔、HARASHIMA、飯野雄貴が、Bブロックはクリス・ブルックス、MAO、納谷幸男、KANON、平田一喜、斉藤レイがそれぞれ出場する。3大会続けて実行委員長を任された小橋は「全選手に優勝の可能性があるけど…」と前置きした上で、来年1月3日に東京・後楽園ホールで行われる優勝決定戦進出者をAブロックは上野、遠藤、BブロックからはMAO、納谷が有力だと予想した。
中でも優勝の最右翼に挙げたのが、昨年覇者で現在KO―D無差別級王者の上野だ。現役王者で2連覇を果たせば史上初となるだけに「今、一番勢いがありますからね。それに記録もかかっているからモチベーションも高いはず。優勝に一番近いのは上野選手だと思いますよ」と語る。その対抗に遠藤を挙げると「遠藤選手に必要なのは怒り。もっと怒りを出して戦ってほしい」と力説。そのために22日の開幕直前会見後に自身が得意としたローリングチョップを伝授したという。「あの技は相手が嫌がる技なんですよ。それで怒りを買う。だからこそ、遠藤選手にあの技をD王開幕まで練習して、もし〝モノ〟になれば使ってみてはどうかと言いました。相手を怒らせることで自分はさらにその怒りを上回らなくてはいけなくなる。そうなれば彼はもう一段階上にいけると思うから」と期待を込めた。
一方で「全く予想できない」としたのが全日本から参戦する斉藤レイだ。双子の兄・ジュンと共に「斉藤ブラザーズ」として暴れまわるが「今は珍しい〝タッグ屋〟じゃないですか。そんな彼がシングルでどんな戦いを見せるのか…」と顔を曇らせる。自身の経験も踏まえ「そういう選手って、シングルだともっとノビノビしてとんでもなく強くなる時もあるんですよ。だから彼がどんな力を発揮するか正直分からない。台風の目になってくる可能性は十分にあると思う」と警報を鳴らした。
鉄人予想はどこまで的中するか。約1か月にわたる真冬の戦いを制するのは、果たして――。












