新日本プロレス20日後楽園大会で「ワールドタッグリーグ」が開幕。Aブロック公式戦で清宮海斗(27=ノア)、大岩陵平(25)組がアレックス・コグリン(29)、ゲイブ・キッド(26)組を撃破し、白星発進した。
ノアに武者修行中の大岩とのタッグで「G1クライマックス」以来の新日本マット参戦となった清宮は、G1公式戦で両者リングアウトとなったゲイブといきなり激しい場外戦を展開。天山広吉へのリスペクトからか、洋菓子のシベリアのような髪形で帰ってきた大岩も、強烈なラリアートでコグリンを場外に吹き飛ばし、成長ぶりを見せつける。
激しく火花を散らす両チームは、またしても場外戦に突入。大岩のドロップキックで敵軍の合体技を阻止し、清宮もコグリンのパワーボムを切り返す。さらにゲイブのイス攻撃をかわして鉄柱に誤爆させると、冷静にカウント19でリングに戻ってリングアウト勝ちを収めてみせた。
試合後も納得のいかずにエキサイトしたコグリン&ゲイブと激しい乱闘となったが、勝ちは勝ちだ。大岩が「苦しいけど、まずは1勝です」と呼びかけると、清宮も「よっしゃー! 開幕戦、俺たちの勝利だよ。俺たちの勝ちだ。陵平とつかんだ勝利だよ。ありがとう。一人じゃねえよ。2人のタッグだ。次、23日、横浜武道館だな。シングルじゃなく、タッグで2人で上がっていくぞ。WTL優勝、いただきます!」と豪語していた。