これが猪木イズムだ。19日に投開票された千葉・我孫子市議会選に無所属で出馬したプロレスラーの澤田敦士氏(40)が、3選を果たした。同市議選は定数24で29人が立候補。同氏は14番目で当選した。

 2014年、19年の同選挙で当選して2期務めてきたが、立候補の背中を押してくれた師匠の〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さんが昨年10月に死去。過去2回の選挙では猪木さんが応援に駆けつけてくれただけに、今回は苦戦が予想されていた。

 それでも17日には明大柔道部先輩で猪木さんの弟子、〝元暴走王〟小川直也氏、18日には猪木さんの師匠・力道山夫人の田中敬子さんらが応援に駆けつけた。猪木さんの公式「X」(旧ツイッター)も、選挙選の模様を伝えるなどサポートした。

 猪木さんの遺志を継ぎ、ピンチをチャンスに変えた澤田氏は「ご支援いただいた市民のみなさまには感謝しています。猪木会長がいない選挙は不安しかなく、苦しく厳しい戦いでしたが、『迷わず行けよ、行けばわかるさ』の精神で、全力で戦い抜きました。これから先の4年間も覚悟を持って、猪木イズムで臨んでいきます」と語った。

 猪木さんの主宰したIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)で2007年9月にデビューし活躍。08年度のプロレス大賞で新人賞を受賞した。