昨年10月1日に死去した〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん(享年79)の一周忌法要とブロンズ像の除幕式が、12日に神奈川・鶴見で営まれた。120人のレスラー、関係者が出席した中で〝中国プロレス界代表〟としてワン・ビン(王彬=29)の姿があった。
中国・安徽省出身のワン・ビンは、猪木さんが率いたIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)に「留学生」として参加。1年間の育成を経て、2013年大みそかにデビューした。その際には、猪木さんから「彼には中国の力道山になってもらう」と中国進出の切り札の期待をかけられた弟子だった。16年には世界最大のプロレス団体「WWE」(米国)に入団。NXTで2年ほど活躍して、中国に戻っていた。
「5年ぶりの日本なので、日本語を忘れてた」と苦笑いしたワン・ビンだが、現在は中国でプロレス団体を主宰。猪木さんのつくったIGFのリングを見本に月1、2回の興行を開催しているという。
昨年10月の葬儀、今年3月の「お別れの会」に出席できなかったが、師匠に別れを告げるため今回の一周忌法要で来日。ワン・ビンは「猪木さんはいつも『元気あれば何でもできる』と言っていた。中国のプロレスラーはみんな、いつも猪木さんの『元気』のDNAを持っている。中国ではプロレスの練習の時、試合の時、いつも猪木さんの闘魂の遺伝子が宿っている」と語った。
中国のプロレスラーにはワン・ビンを通して、猪木イズムが受け継がれていると言い、猪木イズムが残る日本プロレス界との交流にも意欲を見せていた。













