V奪回の使者は見つかるか――。中日は7日から大塚晶文投手コーチ(51)をドミニカ共和国へ派遣。ウインターリーグを視察し、新外国人獲得に向けた調査を行う。
ターゲットにしている新助っ人は基本的に野手。「ここ数年、投手のレベルが上がって(どの球団も)ホームラン打者がことごとくダメ。かといって長打がなかったら魅力ないし、ある程度コンタクトできる選手が1人欲しい。ホームランが10本から15本ぐらい打てる打者」というのが立浪監督がイメージする打者だ。
今季、大誤算だったのは右の大砲として期待されていたアキーノがさっぱりだったこと。打率1割5分4厘、1本塁打、6打点と日本の投手に全く適応できず、4月30日のDeNA戦を最後に一軍出場はなし。「アキーノの粗さは分かっていたが、そこが直ってくれば十分いけるという見込みもあった。ある程度、形ができている人を獲らないと」(立浪監督)と、今季の反省から大砲タイプよりもコンタクトヒッターに狙いを定めている。
日本シリーズでは第7戦でノイジーが先制3ランを放ち、阪神に38年ぶりの日本一をもたらした。「(ノイジ―の)シーズン中の成績を見たら2割4分ぐらいで打点50ちょっと(打率2割4分、9本塁打、56打点)。でもああいういいところで打ってくれるのはね。難しいボールだったですよね。結局1回から9回まで全部チャンスがあるわけではない。そういうところで打ってくれる人が出てこないとウチもね」と立浪監督はここぞというところで決めてくれる打者を求めている。
落合監督時代に日本一に輝いた年(2007年)はタイロン・ウッズ、球団史上初のリーグ連覇(10、11年)を成し遂げた際にはトニ・ブランコと中日Vの年には必ず外国人選手が大活躍した。大塚投手コーチがドミニカで、優良助っ人を見つけられるかが来季のドラゴンズの命運を左右しそうだ。












