新日本プロレス4日大阪大会で海野翔太(26)とのV3戦に臨むIWGP・USヘビー級王者のウィル・オスプレイ(30)が、3日の公開調印式で感情を爆発させた。

 英国出身のオスプレイは母国の国旗が刻まれたベルトを自作し、8月からは〝UK王者〟を自称している。これに対して挑戦者の海野は、師匠であるジョン・モクスリーがかつて巻いていたことで思い入れの深いUSベルトの持参を要求。この日の調印式でも、モクスリーへの恩返しとしてUSベルトの奪取を誓った。

 しかし、海野の一連の言動にオスプレイは激高。「モクスリーのために戦う? そんな生ぬるいことを言っているヤツは、絶対に俺を倒すことはできない。モクスリーがお前に何を教えたって言うんだ? 新日本のために試合をしてきてないモクスリーよりも、俺自身がお前にたくさん見せつけて、教えてきたことがあるだろ?」と、米国・AEW所属のモクスリーに師事している挑戦者を一刀両断した。

 さらにオスプレイは声を荒げながら「ハッキリ言って、俺に残された新日本での時間は短いんだよ。お前も生ぬるいことを言ってる場合じゃないだろう。本気で殺しに来い。俺は新日本の未来を本気で気にかけているんだ」と海野を鼓舞。

「俺はこの8年間、友との時間、家族との時間を犠牲にして日本に来てプロレスをしてきた。俺は常にベストな試合を見せつけてきた。お前は今後、そういうことをやっていく決意はあるのか? すべてを犠牲にして新日本の未来を背負って立つ覚悟はあるのか? もう一度言うぞ。俺を本気で殺しに来い。俺の新日本での時間はそんなに長くないんだ」と、言葉を並べた。

 オスプレイは来年1月で新日本と結んでいる複数年契約が満了を迎えると海外で報じられており、今後の動向について注目が集まっている。それだけに「残された時間が短い」という発言は重い意味を持ちそうだ。

 これを受けて海野は「僕はモクスリーと同じくらい、オスプレイに対して尊敬も感謝もあるので。すべてをぶつけて勝ちに行きたいと思います」とキッパリ。両者の複雑な感情が交差する大阪決戦の行方はいかに――。