新日本プロレス「スーパージュニアタッグリーグ」は2日大阪大会で最終公式戦を迎え、「ハウス・オブ・トーチャー」のSHO(34)、金丸義信(47)組がエル・デスペラード、マスター・ワト(26)組を撃破し優勝決定戦(4日、大阪)進出を決めた。

 今年のリーグ戦は実に6チームに優勝決定戦進出の可能性が残ったまま最終公式戦を迎える大混戦。直前のセミファイナルで6勝目を挙げたTJP&フランシスコ・アキラが2位以上を確定させ、SHO組とデスペラード組の勝ったチームが優勝決定戦の条件でメインイベントを迎えた。

 互いに是が非でも負けられない大一番で、H.O.Tは例によってEVIL、高橋裕二郎、ディック東郷の3人がセコンドにつき試合介入を繰り返す。一進一退の攻防からワトと一騎打ち状態となったSHOが通天閣ジャーマンスープレックスからレシエンテメンテⅡを浴びて絶体絶命のピンチを陥るが、金丸がレフェリーの足を引いてカウントを妨害。一斉にセコンド3人がリングに上がり、会場中から大きな「帰れ」コールが巻き起こった。

 そんな声をあざ笑うかのように、金丸がデスペラードを角瓶攻撃で試合から排除。最後は裕二郎の急所攻撃からEVILがEVIL(変型大外刈り)を決めてワトをKOすると、大ダメージで動けないはずのSHOの体を覆いかぶせて3カウントを数えさせた。

デスペラード(下)を袋叩きにするハウス・オブ・トーチャー
デスペラード(下)を袋叩きにするハウス・オブ・トーチャー

 まさかのバッドエンドに大阪の地は大ブーイング。SHOはフラフラになりながらも「だから何度も言っただろ。大阪の人間(ワト)は弱えんだよ。このまま優勝もらったな。昨日ボコボコにした雑魚チーム、なんぼでもやったらあ」と前日1日小松大会での公式戦で敗戦後に暴行を加えたTJP&アキラ組を挑発し、味方に肩を借りて退場した。

 ともあれこれで優勝決定戦の組み合わせはSHO組とTJP組に決定。金丸が「これがフェアプレーだよ。見たかオイ。アイツらに昨日やられてるからな。倍返しだ、倍返し。見とけば分かるよ」と言い放てば、SHOも「余裕やったろ。今日と同じで、余裕よ」と優勝へ自信をのぞかせていた。