ソフトバンクは2日から野手組の宮崎秋季キャンプ(生目の杜運動公園)がスタートした。雲一つない晴天に恵まれる中、新体制が本格始動。小久保裕紀新監督(52)は初日から打撃投手役を買ってでるなど精力的に動いた。今キャンプは主力を除く若手中心の構成。個人練習に重きを置き、来季の飛躍のきっかけをつかむ16日間が始まった。

 実りある時間とするべく、小久保監督はある約束事を明かした。「特に僕から選手に声をかけることはない。ここまで課題のすり合わせは(球団の組織の中で)終わっているんで。逆にコーチに指示したのは『思いつきで指導しない』ってこと。結局、本人とコーチと(動作解析を担う)R&Dですり合わせた課題があって、練習方法まで決まっている。その場の担当コーチが違うことを言ったら『それ何のためにつくったの?』って話になるんで。僕が何も言わない方がスムーズに進むと思う」。選手を迷わせない。さらに「分析を無にしてはいけない。寝ずに頑張ってくれた人のためにも、有効利用しようという考えです」と球団一体を強調した。

 3年連続V逸で迎えた辛苦の秋。新指揮官の言葉からは、変革への決意がにじんだ。