ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(27=クラレ)の心には、戦友からもらった〝ポジティブワード〟が刻まれている。
昨季の高梨は女子W杯が2011~12年シーズンに発足して以降、初となる未勝利に終わった。巻き返しを目指す今季に向けては、ノルディックスキー・ジャンプ男子で北京五輪金メダルの小林陵侑(26=TEAM ROY)、同男子の中村直幹(27=フライングラボラトリー)とともに練習。「すごく新鮮だった。いろんなことを吸収している」と充実した表情を見せた。
3人はともに1996年生まれ。以前から親交が深いこともあり、目からうろこのアドバイスを受けたという。高梨は「なんかすごい悩んでいたときに、一緒のチームになってからではないが、3人でご飯を食べたりしていたので、相談したら『いや、死にはしない』って言われた」と苦笑いを浮かべつつも「今は『死ぬこと以外はかすり傷』と思うようにしている」と気持ちを切り替える大きな転機になった。
そんな高梨は2日、都内で行われた全日本スキー連盟の会見に出席し「自分のジャンプスタイルを見つけて、W杯でしっかり活躍できるように頑張りたい」と力強く宣言。世界一奪還へ、完全復活のシーズンを過ごせるか。












