オリックスが阪神との日本シリーズを〝仮想ヤクルト〟で臨む。28日からの決戦に備え、24日は京セラドームで紅白戦を行って山崎福、曽谷、比嘉、ワゲスパックらが実戦で調整した。
オリックスは杉本、紅林が負傷したこともあって下馬評では「投手力のオリックス vs 打力の阪神」の見方もあるが、そんな中で投手陣がイメージするのは、昨季まで2年連続で日本シリーズを戦ったヤクルトだった。警戒する点はこうだ。
「一回火がついたら…という打線はあの時のヤクルトっぽいですね。1、2番が出てクリーンアップでかえす。塩見、山崎、青木さんを村上の前に出さないことに神経を使った。阪神なら近本、中野を大山の前に出さないこと。2人とも足が速いし、森下もしぶといですね」
リーグトップの得点力も脅威で「ヤクルトにはオスナ、サンタナ、中村さんもいて、どこからでも一発があったし、阪神には下位打線に木浪がいる。佐藤輝は波があるけど、大山が怖いですね。つながりという点では、一昨年のヤクルトよりすごいんじゃないか」との声も聞かれている。
2年続いたヤクルトとの日本シリーズは2021年が2勝4敗で敗れ、22年は4勝2敗1分けでリベンジに成功した。この時も「投手力 vs 打力」の構図となり、特に昨年は3冠王の村上封じが大きなポイントとなった。初戦に一発を浴びたものの、終盤は内角攻めで沈黙させたことで何とか日本一を勝ち取った。
具体的なミーティングはこれからで、今は個々にシミュレーションをしている段階だが、上位打線から一瞬たりとも気が抜けない。投手陣の緊張感は高まってきている。











