DDT22日の後楽園大会で、現役を引退する赤井沙希(36)が「デビュー10周年記念試合vol.4」に出場。橋本千紘と組んで坂口征夫、岡谷英樹と対戦した。

 橋本とタッグを結成した赤井は、KO―D6人タッグ王座もともに保持する「イラプション」の坂口と岡谷を相手に激しい戦いを展開。師匠である坂口と鋭い蹴り合いを見せるなどして観客を沸かせたが、最後は神の右ヒザで打ち抜かれて沈んだ。

 試合後、号泣しながらマイクを持った赤井は「岡谷、アナタの成長がここ最近の私の生きがいでした。今日、体で実際にそれを感じてもう何も心配することがないと思いました。イラプションに入ってくれてありがとう」と対角に立ったチームメートに言葉を送る。さらに坂口に「生きざまも精神も戦う心も技術もたくさん教えてくださってありがとうございました。これからもみんなのお兄さんでいてください。先に引退してしまってすみません」と頭を下げた。

 さらに観客席に向かい「10年ちょっと前、私はみなさんと同じように客席から見ていました。でもふとした時に高木大社長にスカウトされました。みなさんもスカウトされるかもしれないので気を付けてください」と注意を呼びかけて笑いを誘う。その上で「私が大好きになったDDTをこれからも見守ってください。DDTをよろしくお願いします」と涙ながらに話し、拍手を浴びながらリングを降りた。