全日本プロレス21日の後楽園大会で、初参戦となった〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)が田村男児(24)と15分時間切れ引き分けに終わった。

 青木はONE7日のルンピニースタジアム大会でONEフライ級サブミッション・グラップリング世界王者のマイキー・ムスメシ(米国)と対戦しアオキロックで一本負け。リング復帰となったこの日は15分1本勝負で全日本の若手のホープ・田村と一騎打ちした。

 試合は序盤からお互いのポジションと関節を奪い合う青木の得意な展開になる。だが、成長著しい田村を相手に簡単にペースをつかむことができない。グランドコブラやクロスヒールホールドからの足4の字固めを決めるも逃げられ、三角絞めから腕十字を狙えば逆エビ固めに切り返されるなど一進一退の攻防となった。

 青木は押さえ込みを狙いつつ決めにかかるが、ヘッドロックを岩石落としで返され、袈裟固めに捕まるなど最後まで苦戦。残り1分で伝家の宝刀「子泣きじじい」で背中に飛びつき首を絞めにかかったがきめ切れず、時間切れのゴングを聞いた。

 試合後、青木は「強い、強いよ」と田村の見せた強さを高評価だ。その上で「あれでなんで、大森尊師に負けてるんだって。おかしいだろ。何か信じ込んでるんじゃないのか?」と前大会12日の新木場大会で田村が大森北斗に敗れたことに声をしゃがれさせる。それはそれとして自身はムスメシ戦以来の再起戦となったが「これじゃあ再起なんてできてないだろ。分かってるよ。こんなんじゃあ、もう(全日本に)呼ばれることはないだろ!!」と荒れながら自嘲。最後に「俺は年末の巌流島に向けて照準を合わせるよ。GLEATしようぜ!」と口走り、控室に去っていった。