女子ゴルフの国内ツアー「NOBUTAグループ・マスターズGCレディース」2日目(兵庫・マスターズGC=パー72)、今大会をもって日本ツアーからの引退を表明しているイ・ボミ(35=韓国)は2バーディー、2ボギーの72と底力を発揮したが通算11オーバー、99位で予選落ち。この日が日本最後のラウンドとなった。

 107位で出たイ・ボミは初日に続き、上田桃子(ZOZO)、小祝さくら(ニトリ)と同組で回った。スタートから涙を浮かべていたが、気持ちを切り替え随所に好プレー。しかし予選突破はならなかった。

 ラウンドを終えると「本当に幸せです。今日はいいゴルフができたし、やっと私のスイングの問題が分かったんで。15番ぐらいで、明日もプレーしたいなと思ったんですけど、今日は3人とも楽しくいいゴルフができたからすごく楽しかったです」と振り返った。

 今大会は夫で韓国の人気俳優のイ・ワンさんも見守った。夫に対し「付き合ってからいいゴルフができなかったんで、優勝してうれしい気持ちを伝えたかったんで、それができなかったのは残念。私の心は何年か前にゴルフをやめたかったんですけど、お母さんと彼がずっと応援してくれたからあきらめずに今日のプレーができたと思う。ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べた。

 2010年に韓国賞金女王となり、翌11年から日本ツアーに参戦。15、16年には賞金女王に輝いた。通算21勝をマークする強さと、人柄で「スマイル・キャンディー」の愛称で親しまれたイ・ボミ。日本最後の試合について問われると「思っていたのとは違いました。日曜日まで上位で回っているのを想像したんですけど、それじゃないんですよね。結果はそうなんですけど、私は今すごく幸せなんで、想像したより幸せなんでびっくりです」と語っていた。