2024年パリ五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC=15日、東京・国立競技場発着)で優勝し、代表に内定した女子の鈴木優花(第一生命グループ)が祭典への思いを明かした。

 レース後もテレビに出演するなど、大忙しの1日を過ごした鈴木は16日に都内で行われた一夜明け会見に出席。「(テレビ局を)2件回らせていただいて、疲労もたまっている中で、眠いと途中で思ったりもしたが、日本代表という立場になって、改めて全国民の目線が集中するという自覚もわいてきた」と神妙に語った。

 お祝いの連絡はLINEだけで150件以上。「なんかしばらく話していない友達からも来たりして、ちょっとびっくりしている。友達がなんか増えたような気持ち」とにっこり。自身へのご褒美については「正直この結果(優勝)がご褒美だと思っている。いったん落ち着いて、何がしたいかわいてきたらそれをしたい」と苦笑いを浮かべた。

 自身初の五輪は「もうすごい空気が違うと思っている。その空気感というのは全く私も予想できないものなので、行った時にしっかり味わっていきたい」。世界の壁は高い中でも「暑い時間帯での練習を積極的にやりたいし、タフなコースでしっかり走れるかが大事。クロスカントリーや坂がある場所でのジョグから取り入れていきたい」と青写真を描いている。

 今後はスピード強化にも努めていく方針。10か月後の本番に向けて、さらなるレベルアップを目指す。