〝カレー効果〟だ。2024年パリ五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着で開催された。男子の川内優輝(36=あいおいニッセイ同和損保)は2時間9分18秒で4位。表彰台には届かなかったものの、独走劇でレースを盛り上げた。
降りしきる大粒の雨にも負けなかった。スタート直後から大逃げを展開し、35キロ付近で後続に吸収されるも、最後まで粘りの走りを披露。試合前日のルーティンとなっているカレーを食べたことが、効果テキメンだったという。川内は「カレーにはすごくスタミナがある。特に今日みたいな雨の冷たいレースの場合には、最後までスタミナが持つ」と快走の要因を明かした。
経験値を参考に算出した〝ご飯調整〟もプラスに働いた。直近はご飯の量を600グラムにしていたが、100グラム増量。レース当日の悪天候を予想し、スタミナを蓄えるのが狙いだった。「プラス100グラムがなければ、35キロぐらいで失速したかもしれない」とニヤリ。人気チェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」のビーフカレー700グラムに、パリパリチキン、ソーセージ、豚しゃぶのトッピングを合わせ、雨仕様の体を作り上げた。
すでにベテランの域に達しているとはいえ、今後も歩みを進めていく構えだ。「自分で限界を感じるまではいけると思う。だって今、日本で4番なんですから(笑い)。まだまだいけますよね!」。不屈のランナーの挑戦は、まだまだ続く。












