立教大の男子駅伝チーム前監督・上野裕一郎氏(38)の電撃解任に、他大学からも驚きの声が上がった。

 上野氏は立大陸上部の女性部員との不適切な交際を報じられ、11日付けで解雇された。とんだ災難に見舞われた立大だが、14日に行われた「第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会」(東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート~立川市街地~国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)で6位に入り、2年連続となる本戦の出場を決めた。

 以前に上野氏の指導を受けたことがあるという、他大学の選手は「自分が昔、学生ハーフマラソンを走った時に、上野さんが後ろから追いついて励ましてくれた。そういう意味ではよい監督だなと思っていたので、今回の出来事には驚いた」。まさか、あの監督が女子部員と不適切な関係に至るなど思いもしなかったようだ。

 陸上指導での気配りはできていても、私生活では無神経だった上野氏。2018年に監督に就任すると、22年度には立大を55年ぶりとなる箱根路へ導くなど〝選手より速く走る監督〟としてその卓越した指導には定評があったが、それもすべて台無しに。せめてもの救いは教え子たちが箱根駅伝の切符に手にしたことだろう。