後輩の快挙を力に変えた。2024年パリ五輪代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、国立競技場発着で行われ、男子は小山直城(ホンダ)が2時間8分57秒で優勝。初の五輪切符を獲得した。
デッドヒートにもひるむことはなかった。序盤から独走劇を見せた川内を35キロ過ぎでとらえると、じわじわと後続とのリードを広げた。笑顔でゴールテープを切ったMGC王者は「あまり実感がない感じ。今回2位以内を目標にしていて、優勝できたことはとてもうれしく、今後の競技の糧になるかなと思う」と声を弾ませた。
14日には第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会で、母校・東農大が10年ぶりに本戦切符を奪取した。「多くの方々に『農大が出場できてよかったね』『この勢いに乗って頑張ってね』と言っていただけた。母校の活躍は自分の励みにもなるので、うれしかった」とにっこり。母校の復活劇に、最高の形で花を添えた。
初の大舞台となるパリ五輪では「8位入賞に向けて、しっかりと準備したい」。運命の大一番でつかんだ自信を胸に、次は世界に飛び込んでいく。












