不良オヤジが帰ってきた! WWE殿堂者の〝アメリカン・バッドアス〟ことジ・アンダーテイカーが、今週のNXTに電撃登場した。
1990年からWWEマットで暴れ回り、数多くの伝説と名勝負を生み出した〝怪人〟は、2020年11月に引退した。22年には殿堂入りを果たしたが、今年1月の「ロウ30周年記念特番」に〝怪人〟ではなく、2000年代前半に猛威を振るった不良オヤジの〝アメリカン・バッドアス〟として復活していた。
NXTのメインでは、カーメイロ・ヘイズがセコンドに就いたジョン・シナの援護もあってブロン・ブレイカーに勝利。だが、敗戦に怒りのブレイカーはヘイズにスピアーを発射しKOした。マイクを握り「バッドアス(ワル)は一人だけ、オレだ」とアピールした時だ。
鐘の音が鳴り響き、愛車ハーレーダビッドソンに乗ったテイカーが現れた。黒のキャップに黒いTシャツ、ブラックジーンズに身を包み、さっそうとリングイン。ブレイカーと対峙したが、WWE殿堂者スコット・スタナーのおいっ子は「よく聞け、ジジイ! ワルは一人しかいないんだ、わかるか?」と、何と無鉄砲にも無敵の不良オヤジにすごんでみせた。
大ブーイングの中、テイカーはマイクを奪った。「おい、ブロン、俺はお前をずっと見てきた。お前はいつか特別な才能を発揮するさ。だけど一つ…それは今日じゃねえな」と言うなり、マイクを落としてブレイカーに強烈な右フック一発だ。さらにブレイカーのノド元をむんずとつかみ、必殺のチョークスラムで叩きつけた。観衆は「超スゲー!」と「アンダーテイカー!」の大チャントだ。
テイカーは再びマイクを取り、ダウンしたブレイカーにこうアドバイスした。「いつだってよ、年くってデカくて、すげえワルがこの辺りにはいる。お前はその中の最悪なワルと会ったってことよ」。ヘイズを引き連れてリングを下りた不良オヤジは、花道を引き揚げた。スクリーンの前で立ち止まって振り返ると、ヘイズとともに右腕を掲げ、おなじみのポーズでメインを締めてみせた。
引退しても、いつだってテイカーは「最凶」のままだ。
NXTは「ABEMAプレミアム」にて視聴可能。











