オリックスの頓宮裕真捕手(26)が打率3割7厘で自身初となる首位打者のタイトルを獲得することが確定した。
9日のオリックス対ソフトバンク戦(京セラ)は両軍ともに今季最終戦。この日は猛追していた打率2位のソフトバンク・近藤が3打数1安打で打率3割3厘に終わり、わずか4厘差で頓宮に届かなかった。対する頓宮は9月23日に「左第4中足骨疲労骨折」と診断され、現在もリハビリ中だが、シーズン最後まで首位打者の座をキープ。プロ5年目にしてうれしい栄冠を手にすることになった。
今季は捕手登録ながらも一塁手としてレギュラーに定着。キャリアハイの113試合に出場し、初めて規定打席もクリアした。初の規定打席に到達したシーズンで首位打者に輝くのは、チームにおいて1994年のイチロー以来となる快挙だ。
そんな打撃開花の裏には2019年に首位打者に輝き、今季FAで加入した森友哉捕手(28)の「金言」があった。
頓宮は森の存在を「めっちゃ優しくて接しやすいですし、バッティングが不調になった時に、アドバイスをくれてとても助かってました。自分のバッティングをよく見てくれていると感じましたし、内野ゴロが多かったらヘッドを返さず打つとか、状況に応じてこうしたほうがいいよっていうのを教えてくれました」と明かしている。
一方の森も「自分からバッティングに対してあれこれいうことはありませんが、聞かれたときには〝プチアドバイス〟をしていました。でも、トン(頓宮)が一年間通して努力したからこの位置にいると思います」と口にした。
全治8週間と診断されている頓宮は現在も明確な復帰時期が見えず未定。それでも、この日は最終戦セレモニーに笑顔で参加した。その頓宮について森は「今も準備はしてると思うので、チームもいい雰囲気のままCSと日本シリーズを迎えられたらと思います」。
チームの3連覇に貢献した和製大砲。ポストシーズン中の復活が期待される。










