日本ハムの新庄剛志監督(51)が5日、今季最終戦(楽天戦=楽天モバイル)後、早くも来季の補強に着手することを明かした。
シーズン最終戦を白星で飾れず、万波も本塁打タイトルにあと一歩届かなかったこともあって試合後の指揮官は開口一番「くそーっ」と叫びながら苦笑い。「でも万波君、いい経験しましたよ。いい経験させたし。来年30本ぐらいは打ってほしいよね」と、愛弟子をねぎらいながらも来季の飛躍に大きな期待を寄せた。
もっとも悔しさはここまで。今シーズンを終えた指揮官は翌日から早速来季のチーム浮上に向け動き出すという。
「今季のこと? もう忘れた(笑い)。先の事しか考えていない。切り替えるのもめちゃめちゃ早いからね」(新庄監督)
その中でも特に重要視しているのが「補強」だ。すでにFA選手や他球団の戦力外選手らに関しての調査は開始しているようで「これから(球団と)いろいろ相談しながらね」と不敵な笑みを浮かべた。
また今月末に行われるドラフト会議についても「たぶん僕が(くじ引きには)いきます」と宣言。「くじ運はあまり良くないと思う。(これまで)ほとんど勝ててないので」と弱音を吐きながらも「球団としてはオレしかいないと言ってくれているので」と他球団と競合した場合は自らの手で意中の新人を射止めることを明言した。
そのうえでドラフトでの補強に関しては「即戦力投手」の獲得を第一に検討していくという。
「(即戦力)ピッチャーは欲しいですね。何人いても困らないし。できたら去年入った(ドラフト2位の)金村君のようなコントロールのいい先発投手。ゲームを作ってくれるような選手は欲しいですね」(新庄監督)
2年連続シーズン最下位という屈辱こそ味わったものの指揮官が言う「勝負の3年目」は球団一丸で優勝を狙うチーム作りを行う構えを見せる。
その重要な要素を占めるのが補強だが、果たして指揮官の思い描くチーム作りはうまくいくのか。
日本ハムの「来季」はもう始まっている。












