日本ハムが30日の西武戦(ベルーナ)に1―3で敗れ、2連敗。借金は「25」となり、再び今季ワーストを更新した。

 この敗戦で残り25試合に全勝したとしても、勝ち越しができない状況に。それでも試合後の新庄監督は「(先発の)上沢君はよく投げたけどね。まあ、(選手は)日々経験を重ねて成長していくしかないですから」と前向き。残り試合もこれまで同様、選手育成のためまい進していくことを明言した。

 そんなどん底状態の日本ハムだが、今オフに行われる選手の契約更改は「暖冬」が予想されている。

 今季は開幕からレギュラーを「白紙化」。シーズンを通して全選手が横一線でポジション争いを繰り広げた。このおかげで、大半の選手が一軍を経験。必然的に一部高年俸のベテランや助っ人を除き「昇給」の可能性が高まっている。

 他球団で査定を務めた経験のある球団関係者がその事情をこう話す。

「日本ハムはチーム成績こそ低迷していますが、大半の選手は昨年以上の成績を残していますからね。首位打者を争う松本剛をはじめ、現時点で打撃成績が低迷している清宮ですら大幅昇給の可能性が高い。彼(清宮)は昨季一軍に1試合も出場していませんが、今季は2桁本塁打に加えて1シーズン一軍でプレーし続けています。そう考えると減俸は今季24試合の登板で現在も二軍調整中の宮西や、6勝止まりの上沢らごくわずかな選手だけ。チームがこのまま負け続けても、8割以上の選手は年俸増が期待できるのではないでしょうか」

 球団主導によるシーズンを通しての選手育成には賛否両論があるものの、プロ野球選手はやはり一軍での試合出場が査定対象となる。となれば、チームの成績が低迷しているとはいえ日本ハム選手の給料アップ、当然と言えば当然か。