西武は今秋も〝外野の源田〟を発掘に動くのか――。チームを悩ます「外野手問題」は今季も解決されず、ドラフトへの注目度が高まっている。
今シーズン起用された外野手はのべ12人。スタメン起用回数では愛斗(63試合)、鈴木将(62試合)、蛭間、ペイトン(ともに54試合)、長谷川(53試合)、岸(48試合)と順位付けはできる。しかし、2019年限りで退団した秋山翔吾(現広島)を最後に、レギュラーと呼べる選手は台頭していない。
球団も課題認識はしており、ドラフトでは2020年に若林(4位)、仲三河(6位)、長谷川(育成2位)、宮本ジョセフ(育成3位)の4外野手を獲得。昨22年も蛭間(1位)、古川(2位)、日隈モンテル(育成2位)の3外野手を獲った。問題解決に手を打ってはいるが、明確な答えは出ない。
現場関係者、フロントは「理想をいえば〝源田方式〟。ドラフトで獲った選手が開幕からそのままレギュラーに定着して、チームの穴を埋めてくれること」と口をそろえる。
侍ジャパンの正遊撃手で5年連続ゴールデングラブ賞に輝く源田は2016年ドラフト3位で入団すると、1年目からいきなり143試合にフルイニング出場。17年は打率2割7分、3本塁打、57打点、37盗塁で新人王に輝き、長年の課題だった〝レギュラー遊撃手問題〟を一気に解決してみせた。
ただし、守れることが最優先のショートとは違い、外野レギュラーの最優先事項は「打撃」だ。現場もフロントも、打てさえすれば内野手をコンバートしてでも外野の一角を与える腹積もりでいたのだが、そこがなかなかハマらなかった。
西武は今秋も、源田のように即レギュラーを任せられるような外野手を掘り出しにいくのか。そんな観点からドラフトを眺めてみたい。












