自力でつかみ取ることはできなかった。勝てば2位確定の広島は1日の阪神戦(マツダ)に5―6で逆転負け。また3位・DeNAが勝ち、ゲーム差はなくなった。自力2位の可能性が消滅。順位は4日の巨人―DeNA戦の結果で決まる。

 シーズン最終戦のこの日は先発・大瀬良を含む7投手をつぎ込んだ。2―1の4回からは中4日で床田を投入。2021年11月1日以来の中継ぎ登板の床田は味方の2失策も絡んで2回4失点(自責点2)で負け投手になった。

 試合前まで4試合連続で2得点以下だった打線は、少ないチャンスを確実にものにして8安打で5得点を挙げた。ただ、3失策に加えて記録に残らないミスもあった。守備の乱れによる失点が最後まで響き、あと1点が届かなかった。

 新井監督は「みんな最後まであきらめずに頑張ってくれて、あともう少しのところだったかなと(思う)」と選手を責めることはなかった。同率2位のDeNAの結果を待つ状況にも「それはどうしようもないこと」と泰然自若の構えだった。

 ただ、試合後に行われたセレモニーで指揮官は球場を埋め尽くすファンに向けて「正直言いまして、今日の負けはめちゃくちゃ悔しいです」と厳しい表情で話し「この悔しい気持ちを持ってCSを戦ってきます」と宣言していた。