気迫のプレーを見せた。広島・栗林良吏投手(27)が30日の阪神戦(マツダ)に2―1の9回に登板。先頭・中野をフォークで左飛、小野寺の代打・近本もフォークで空振り三振に打ち取った。ただ、続く大山には四球を与えた。

 二死一塁で佐藤輝の打球は栗林の頭上に飛んだ。マウンドを駆け下り、ボールを追った栗林はダイビングキャッチを試みた。捕球はできなかったが、遊撃手の矢野雅哉内野手(24)がすかさずフォロー。素手で捕球し一塁へと送球しアウトにした。

阪神・佐藤輝の打球にダイブする栗林
阪神・佐藤輝の打球にダイブする栗林

「勝たないといけない試合だったので、ノーバウンドで捕らないとアウトにならないと思って、飛び込んでしまった」と振り返った栗林。矢野のカバーには「あのプレーで試合に勝てたので、本当に感謝しかないです」と語った。

 新井監督も「ちょっとヒヤッとした」と話したダイビングキャッチ。それでも栗林は「大丈夫です」と〝問題なし〟を強調した。この日の投球にも「自分のイメージ通りに投げられる球も多かった」と手応えを感じた様子だった。