阪神・岩崎優投手(32)が初タイトルとなる最多セーブを確定させた。

 1日の広島戦(マツダ)の9回、6―3のセーブシチュエーションで登板した左腕は、赤ヘル打線の抵抗にあい2点を失ったものの、最後は二死一塁から小園を空振り三振にしとめて、今季35セーブ目。セーブ王を争っていたヤクルト・田口は前日の時点で33セーブ。残り2試合でその差を2差にしたことで燕の守護神に追い越される可能性はなくなった。これにより、ひと足先にリーグのセーブトップとなることが決まった。

 今季、チームは湯浅を抑えに起用してスタートしたものの、その右腕が不調や故障などで軌道に乗ることができず、5月以降、それまで8回のセットアッパーを務めた岩崎が務めるようになっていた。初セーブを挙げた5月以降、Vを達成したチームに欠かせない存在となった男に対し、岡田監督も「そりゃ大きいよ。2回か?失敗は。1年間投げて2回ぐらいは、失敗するよ、そら」とその絶大な信頼だ。

 プロ10年目で初のタイトルを手にすることになった岩崎は「何とか最後、勝ちでしめられた。自分ひとりでは取れないので、本当にチームのおかげかなと思います」と静かに喜びに浸っていた。