今度こそ決めるか。セ3位のDeNAが4位・巨人とのCS出場権、2位・広島とのファーストステージ開催権を争いながら足踏みを続けている。残り4試合となった28日現在で巨人と3・5ゲーム差、広島とは2差だ。
そうしたなか、三浦大輔監督(49)は「今の選手は幸せだと思う」といい「いつも球場でたくさんのファンの方に応援していただいてるんですからね。その幸せだけで満足せずに、勝ってファンの方と喜びを分かち合えるような試合をしないと」と強調している。
DeNAは今季、驚異的なペースで本拠地・横浜スタジアムの観客動員数を伸ばしている。9月13日の中日戦では球団史上最速で200万人を突破。1試合平均でも3万2000人台に達しているほどだ。
これは紛れもなくCSが導入されたおかげだ。今季はセ・パともに2位以下に10差以上の大差をつけて優勝が決まったことで、再びCSの存在意義が問われている。しかし、セの2位以下には間違いなく大きなプラスだ。
三浦監督の現役時代にはとてもこうはいかなかった。25年間(1992~2016年)のうち実に17年がBクラス。07年にCSが導入される以前の9月は消化試合となっていることも多かった。
「いろいろな時期を経験しましたけど、僕たちの時代はCSがなかったので、当然スタンドがガラガラ。CSが始まっても、ガラガラの時期がありました。それがここまでファンが増えてきた中でプレーできる。プロ野球選手として幸せなことで、やりがいを感じ、期待に応えようとすることでモチベーションも上がります」
現役時代からは想像もつかないほど恵まれた環境で、ファンをガッカリさせるわけにはいかない。「もっと勝って、ファンと喜びを分かち合える試合を増やしていかないと」。最後の力を振り絞り、CS進出を決める。












