「熱男」の目にも涙――。巨人・松田宣浩内野手(40)が28日、都内で引退会見を開いた。
スーツに赤いネクタイ姿で会見に臨んだ松田は、「私、松田宣浩は今シーズンでユニホームを脱ぎます。現役を引退することを決断いたしましたのでここに報告させていただきます。読売ジャイアンツ1年、福岡ソフトバンクホークス17年。18年間の野球生活は私にとって夢のような時間でした。本当に野球が大好きでした」とあいさつした。
引退を決断したのは今月2日に今季2度目の二軍降格となった後。「まず妻に『そろそろ引退の時期かな』という思いを打ち明けました。正式に思いを伝えたのは横浜3連戦の最終戦(27日)が終わった後に原監督さんにお時間をいただき最初に引退させていただきますと」。
思い出の打席は2014年10月2日オリックス戦で優勝を決めた一打。「シーズン最終戦のサヨナラヒット。勝った方が優勝というなかでのサヨナラヒットは18年間で一番の当たりでした」と振り返った。
自身の野球人生を「100熱男です。100点満点」と笑顔で採点。代名詞の「熱男」については「2014年に工藤監督がスローガンを『熱男』と決めて、ただそれを広めたいとホームランを打って叫んでました。5メートルぐらい飛距離が変わった」と出会いに感謝した。
今後については「お腹いっぱい野球をさせてもらった。今年は単身で東京に来た。家族も支えてくれたので今後はサポートしてもらう側からする側。家族の存在は大きいので2人のこども、妻のために」と家族孝行に務めるという。そのうえで「野球界の松岡修造さんみたいに熱い男になれるよう。次のステップに進んでいければ」と目標を掲げた。
会見途中、松田は涙が込み上げ何度か言葉に詰まるシーンも。最後にサプライズで巨人・坂本と今季限りで現役を引退した元同僚・内川氏が登場すると松田は再び目頭を押さえる。笑いあり涙ありとまさに「熱男」らしい引退会見となった。












