阪神は26日のヤクルト戦(甲子園)に2―0で勝利。4回に大山の16号2ランで先制すると、3投手の継投でツバメ打線をシャットアウトした。守護神の岩崎が34セーブ目を挙げ、最多セーブ争い単独トップに立った。
先発の西勇輝投手が7回2安打無失点の快投で8勝目をマーク。低めのコーナーを丁寧に突く制球が冴えわたり、テンポの良さも際立つ文句なしのピッチング。「こないだも良かったけど、今日も良かったよなあ。『ノーヒットノーランあるかも分からんで』と(ベンチで)言うとったんやけど、あそこで一本(6回に塩見がチーム初安打となる右前打)出てくれたから、これで7回で代えられるなと思ったわ(笑い)」と岡田監督も独特の表現で称賛した。
成績不振でファーム落ちも経験した西勇だが、一軍復帰を果たした8月以降は、無傷の5戦3勝。「帳尻合わすのはうまいやん(笑い)。今までやったら、この時期に帳尻合わされても試合なかったけど今年はな。ここからまだ試合あるわけやから」と指揮官はニヤリと笑う。
CSファイナルステージ、日本シリーズなどの短期決戦でマウンドに上がることができる先発投手は、多くても4、5人にまでに限られる。村上、大竹、伊藤将ら、ハイレベルな選手が揃う阪神先発陣だが、西勇がこの時期になって存在感を発揮し始めてくれたのはチームにとってもこの上ない好材料だ。「そんなん考えるのまだまだしんどいからな。まだそらな、日にちあるからな。相手も決まってないしな」と語るにとどめた岡田監督だが、目尻は下がり、頬は緩んだままだった。












