ノアのGHCヘビー級選手権(24日、名古屋国際会議場)は王者ジェイク・リー(34)が「N―1 VICTORY」覇者の潮崎豪(41)を退け、4度目の防衛に成功した。
先に仕掛けたのは王者だ。ロープブレークの際に恒例となったお辞儀パフォーマンスを繰り広げると、右肩から鉄柱に激突させる。サポーターが巻かれた潮崎の右腕殺しにかかった。
歴代最多となるGHC王座5度の戴冠実績を誇る潮崎も負けていない。お返しとばかりにジェイクの右ヒザを鉄柱に命中させると、変型のテキサス式四つ葉固めで王者が得意とする蹴りを封じにかかった。
王者が右ヒザ、挑戦者が右腕にダメージを負う中、試合が動いたのは15分過ぎだ。チョップの連打で追い込んだ潮崎は、ローリングエルボーからエメラルドフロウジョンを発射。師匠の故三沢光晴さんの技でたたみかけると、ムーンサルトプレスに仕留めにかかる。
だが、ジェイクは3カウントを許さなかった。潮崎のラリアートをカウンターのジャイアントキリング(ニーリフト)で迎撃し、強烈なハイキックを一閃。さらにはコーナーにパワーボムで投げつけ、トドメのFBS(串刺しフロントハイキック)をズバリ。21分6秒、負傷欠場による復帰から4か月で最高峰王座戦の舞台に立った挑戦者を沈めた。
試合後、ジェイクは実況席の拳王をリングに呼び込み、「私はチャンピオンでありながら、あなたに挑戦したい気持ちを持っている。唯一、3カウントを奪った男だからだ。今度はベルトをかけてやっていただきたい」。N―1のAブロック公式戦で敗れたのが拳王だった。
すると拳王は「その挑戦表明がかっこいいと思っているのか? 俺にとっては当然だ」とピシャリ。GHC戦を承諾した上で「外敵なのに、かじを握ってどこへ連れて行くつもりだ? かじを握るのは、この俺だ。俺がプロレス界の頂点まで連れていってやるからな」と豪語した。
ベルトを掲げるジェイクに対し、天を指さした拳王。注目の王座戦が実現する。












