フィギュアスケート男子で昨季の四大陸選手権と世界ジュニア選手権を制した三浦佳生(18=オリエンタルバイオ・目黒日大高)は、実戦を通じて貴重な感覚を養った。
東京選手権最終日(24日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)の男子フリーで145・41点をマーク。合計227・33点で3位に入った。23日のショートプログラム(SP)では試合前の公式練習で他選手と衝突して腰を肉離れ。それでも「もちろん肉離れなので痛みは出てしまうが、同じようにしなければ肉離れはあまり悪化はしないので」とトレーナーと相談した上で、リンクに立つ決断を下した。
万全ではない中でも、4回転ループ、4回転サルコー、4回転―3回転の連続トーループを何とか着氷。「とにかく4分間必死だった。点数だけ見るとマイナスに捉えられるかもしれないが、試合の本番でループを締める感覚であったり、最初にループがきた後、他のジャンプをどう跳んでいくか、試合じゃないと経験できないこともある」とチャレンジを通して自身の現在地を確認した。
腰については25日に病院で検査を実施する予定。重症ではないようだが「これからどんどん試合が増えていくので、新しいケガをしないようにしたい。調子自体は悪くないので、これからのシーズンに向けて準備していきたい」。さらなる飛躍へ、一つひとつの経験を力に変えていく。












