フィギュアスケート男子の世界王者・宇野昌磨(25=トヨタ自動車)の〝新領域〟に、先輩スケーターも注目している。
宇野は29日に都内で行われたミズノ社のトークイベントに出席。13日まで開催されたアイスショー「ワンピース・オン・アイス」横浜公演で主人公のモンキー・D・ルフィ役を演じ「楽しかったというひと言に尽きる」と笑顔で振り返った。
オフシーズンはアイスショーなどを通じて表現力の向上に着手。ロロノア・ゾロ役で共演したプロスケーターの田中刑事氏(28)は「ワンピースでは〝違う昌磨〟が出ていた。出演者のみんなそうだが、自分を出すよりもキャラクターがしそうな動きを想像して滑っている。そこをやっぱり追い求めてきたからこそ、他のものを演じる楽しさを経験できたのでは」と進化を指摘した。
夏場はアイスショーを中心に活動してきた宇野は今後、競技会に向けての準備を本格化していく。田中氏は「シーズンに入った演技を見ていないので、何とも言えない部分もあるが、たぶん違いを見せてくれるんだろうなという期待をしている」とエールを送った。
絶対王者として挑む新シーズンを前に、宇野は「競技をやると決めたからには最善を尽くす」ときっぱり。現状に満足せず、これからも理想のスケーター像を追求していく。












