フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇の宇野昌磨(25=トヨタ自動車)が〝競技モード〟突入だ。

 29日に都内で行われたミズノ社のトークイベントに出席し、ファンと交流。「最近まで(コロナの影響で)歓声とかがなかった。アイスショーとかでも声援をいただけるのは、競技やっている時はもちろん、背中を押してくれる部分がある。イベントやアイスショーでは声援の大きさの分だけ楽しんでくださっていると感じられる」と感謝の言葉を口にした。

 オフシーズンは「ワンピース・オン・アイス」や「ザ・アイス」に出演。アイスショーを通じて新たな世界を切り開いてきた。「ショーが競技に生きる部分もあれば、競技がショーをつくる時に生きる部分もあると思う。その両方の相乗効果で良いものができるように、これからはスケート人生を歩んでいこうと思う」と自身の未来像を明かした。

 表現力のレベルアップを掲げる上で、今季のフリーは4回転サルコーを回避。フリップ、ループ、トーループと3種類の4回転ジャンプを組み込んだ構成でシーズンをスタートさせる。「さまざまな理由があるが、リスクに対してリターンがない。僕にとってサルコーがジャンプで一番難しい。ジャンプを1個減らすことで、体力や気持ち的な部分でもう少し他のところに割けるのでは」と語った。

 宮本賢二氏が振り付けするフリーの曲名については言及を避けたが「いずれどこかでやるのでお楽しみに」とニヤリ。世界王者としてどんな演技でファンを魅了してくれるのだろうか。