20日放送のTBS「ひるおび」で、エンゼルスの大谷翔平投手(29)右ヒジの手術について、ベースボール&スポーツクリニックの医師・馬見塚尚孝氏が自身の見解を語った。

 右ヒジのじん帯を損傷した大谷は19日早朝(日本時間20日)に手術を受け、無事成功したことを自身のインスタグラムで報告した。

 今回の手術について執刀したニール・エラトロッシュ医師は「右ヒジの寿命をのばすために問題箇所を修復し、生存可能な組織を追加しながら健康なじん帯を強化するものとなった」とコメントした。

 このコメントを受け馬見塚氏は「今回の手術はトミー・ジョン手術ではないですね。おそらくじん帯を補強する手術だったと思う」と指摘。

 トミー・ジョン手術は故障したじん帯を除去し、別の箇所から腱を持ってきて修復するもの。しかし、今回の手術は除去したのではなく補強したものだと考えられるという。大谷は2018年にトミー・ジョン手術をしているが、馬見塚氏は「ニール医師の話を聞いた限りでは前回手術したじん帯は痛んではいたものの、問題はなかったと判断したのでは。別のじん帯を持ってきたか、人工じん帯を使ってきたかは分からないが補強するという手術をしたのだと思う。これは新しい方法の手術だと思う」と解説した。

 エラトロッシュ医師は大谷の術後について「完全な回復を期待しており、彼が2024年の開幕戦に打者として何の制限もなく打つ準備ができ、来たる25年には(投打)両方できるでしょう」と太鼓判を押している。