ドジャースの本拠地、ドジャー・スタジアムで場内アナウンサーを務めるトッド・ライツ氏が、同地区のライバル球団・パドレスに就職する寸前だったと米メディア「ドジャース・ネーション」が13日(日本時間14日)に報じた。
ライツ氏はラジオ局で12年間リポーターを務め、2015年4月から同職に就任。「ナンバー・セブンティーン、ショウヘイ・オオタニ」といった選手紹介などで観客を盛り上げる〝ドジャー・スタジアムの声〟としてすっかりおなじみとなっている。
同メディアのインタビューに応じたライツ氏によると、パドレスの本拠地であるペトコ・パークで経験を積み、14年に同球団のオーディションに参加。数千人が参加した中から最終選考まで進み、最後の2人となったところで採用を見送られたという。
ライツ氏は「ほぼ採用されそうでしたが、採用されなかったことに毎日神に感謝しています」と告白するとともに「同時にパドレスにも感謝しています。なぜなら、メジャーリーグの球場で場内アナウンスの仕事を学ぶ機会を与えてくれたからです。自分がそんな仕事をできるなんて考えたこともありませんでした。だからこそ、採用されなくても学ぶ機会を与えてくれたことに感謝しています。そのおかげでドジャースからオファーが来た時に準備ができていたんです」と打ち明けた。
ドジャースとパドレスは長年にわたって激しいライバル関係にあり、両チームが対戦する際にはファンも一段とヒートアップする。現状はドジャースがワールドシリーズを2連覇し、3年連続の優勝に向けて突き進んでいる。パドレスのオーディションに合格していればライツ氏の人生もまた違ったものになっていたことは間違いない。
同メディアは「現在、ライツ氏はドジャースの黄金時代を声で彩り、チームの代名詞的な存在となった彼は自身が望む限り、今の役割を務め続けることになりそうだ」と伝えている。












