広島の島内颯太郎投手(26)が18日の中日戦(バンテリン)で6―6の8回から5番手で登板し、1イニングを無失点に抑えて球団最多記録を更新する今季38ホールド目を挙げた。前日17日の同戦で37ホールド目をマークし、2016年のジャクソンに並んでいた。
2連投となった島内は「いつもと変わらずに0で帰ってこよう」と自分に言い聞かせ、先頭の木下拓を捕邪飛、代打の石垣をチェンジアップで空振り三振に料理。続く岡林には中前にはじき返されたが、直後にけん制で刺して無失点で切り抜けた。
試合は延長11回の末に7―8でサヨナラ負けを喫した。島内は「チームが勝てたら良かったですけど…」と神妙な面持ちを浮かべながらも、球団新記録には「積み上げたものとして、数字に残ったので素直にうれしく思います」と話した。
レギュラーシーズンは残り7試合。最大2連戦で試合間隔も空く。「きょうDeNAが勝って、ゲーム差を(2に)縮められた。投げられる試合は全部投げたい」と意気込んだ。