広島の田村俊介外野手(20)が18日、出場選手登録を抹消された。前日17日の中日戦(バンテリン)で9回の第4打席で内角高めの直球をよけようとした際に左手の小指付近にボールが直撃(判定はスイング)。名古屋市内の病院で「左小指中手骨骨折」と診断された。試合前に取材に応じた新井監督が「(完治に)1か月以上かかるから抹消しました」と明かした。代わって中村奨成捕手(24)が昇格した。

 高卒2年目の田村は12日に一軍に昇格し、同日のヤクルト戦(神宮)でプロ初安打をマークすると、そこから6試合連続安打と猛アピール。期待の新星と注目されていた。新井監督は「いいものを見せてくれたし、彼自身もいい経験をしていた。残念ですね」と神妙な面持ちで話した。

 練習中には田村に当てた格好となった中日・斎藤綱記投手(26)が打撃ケージ裏で練習を見守っていた新井監督のもとへ謝罪に訪れる一幕もあった。指揮官は「これも野球の一部だから。逆もありえるわけだからね」と理解を示し、斎藤には「気にせず頑張って」と伝えたという。